長男が落ち込みやすくって心配です

ーご相談ーーーーーーーーーーーーーーーー
下の女の子二人は「そのままで大丈夫」
と思えるのに、長男(小5)に対しては心配。
できなかった時にすごく落ち込むんです。
「もっとしっかりしなさいよ!」
と思い、長男を信じられません。
それが彼の自己肯定感が低いことに
つながってしまっていると思うんです。
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最近の具体的な話では、
家族にそうめんを作ってくれたのだけど、
いつも母親が作るのとは違い伸びてしまって、
妹たちがたくさん残してしまった。
そのことですごく落ち込んでしまった
ということでした。
ー幸田先生よりーーーーーーーーーーーーー
このそうめんの件は、「反省力」を
生かすことを学びましょう。
「そこまで落ち込めるなんてすごい!」
と、反省できることを肯定的に伝える
ところです。
そして、ぜひ、子どもに伝える前に自分が
「なんでそんなに気になるんだろう?」
「なんでデリケートで落ち込みやすいのが
ダメなんだろう?」
を考えてみてください。
(ここで感情発生の仕組みについてのお話がありました。)
自己肯定感を高める、
もっと強くなってもらうのに、
弱さデリケートさが、
自分の強みになることがあります。
デリケートさも繊細さという
プラスの感性として活かせるんです。
私自身、父親がすぐ手が出る人だったので
父親の顔色をすごくうかがう子どもでした。
母親からそこまでしなくてもいいんじゃない?
と、あまりに過敏すぎて心配するくらいです。
でも、それが今はカウンセリングのときに、
クライアントのわずかな表情の変化を
繊細に読み取ることなどで活かされています。
過去2度も自殺しようとしたことが
あるのですが、
そういう弱さも今すごく活かされています。
(弱さを克服した上でのお話です)
活かそうと思えば、
全て活かすことができるので、
あなたはここが弱い、ダメ、
で終わらせるのはもったいないんです。
ネガティブな感情(ここでは心配)
に自分で向き合うことで、
マイナスだと思っていたことを肯定し、
感謝や感動を伴って、
プラスに活かしていくことができるんです。
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この相談のあった2回目のお茶会の時だけなのですが、
ネガティブな感情を入り口に、
出来事を肯定し、プラスに活かしていく
ためのワークシートが配られました。
ご興味がある方は差し上げますので
お問い合わせくださいね。
育知コミュ管理者
奥山リエ子