お友達の作り方

「小3りのちゃんの、お友達の作り方講座!」
開催しました。
元々はお友達作りが苦手で、
1年生の時は周りの子に声をかけられなくて
ひとりでいることが多くって、
2年生の時は特定の一人の子とばかり
一緒にいたけれど、
嫌な思いをすることも多かったそう。
でも、3年生になった今では
たくさんのお友達に囲まれている
りのちゃん。
それは、お友達つくりたい!と、
自分で悩んで、考えて、
行動してみて!の結果だったんです。
お母さんのさや香さんに
インタビューしてもらいながら、
りのちゃんのお話を聞かせてもらいました。
参加者は同じ小学3年生の子もいたり、
幼稚園の子もいたり、
小さい頃から友達作るのが苦手だった
大人もいたり。
大人も子どもも、
りのちゃんへの質問をしながら
お話し会が進みました。
丁寧なご感想をいただいているので
許可を得て掲載させていただきますね。
りのちゃんの体験談が具体的で、大人にとってもとても参考になるお話を聞かせていただきました。
お友達への声の掛け方から、お友達と険悪になった時の対処法まで、沢山のお話を聞かせてくれました。その中で、りのちゃんが対人関係で大切にしていることも見えてきました。りのちゃんは、自分が発言した後の相手の反応を見て対応を変えていたり、喧嘩はしてもいいものと思っていたり(喧嘩するほど仲がいいから)、自分の気持ちを相手に伝えることを大切にしていたり…そこには、相手への思いやりはもちろん、自分の気持ちも我慢せずに大切にできていて、それが、お互いが心地良いと思える関係作りにつながっていると感じました。
一番感動したのは、りのちゃんが「もっとお友達を作りたい!」という思いを、“自らの力で”叶えていったことです。
「どうしたらいいのか?」を年度初めに一人で集中して考え、クラスの全員に声をかけるというアイディアがひらめき、実際に行動に移したらお友達ができていったというのが、目標を叶えるステップに自然となっていて、それがすごい!と思いました。
そして、お友達作りも、自らの努力が必要なことなんだということがわかり、小さい頃から「待ち」の姿勢でいる自分の在り方を見つめ直す機会にもなりました。やはり、「自分がどうしたいのか?」が、何においても大切なんだなと思いました。
りのちゃんのお話は、お母さんのさや香さんも初めて聞いたというものがあり、りのちゃん自身が日々の体験の中から、自ら気づきや学びを得て自身で解決できていることがすごい!と思いました。そして、望む現実をりのちゃん自身がつくっていっている姿に、子どもが元々持っている力のすごさを改めて感じましたし、子どもへの敬意を深めることができました。
親として、子どもの力をまずは信じ、見守るという姿勢をやはり大切にしていきたいと思いました。また、りのちゃん、さや香さん親子さんの心の通っている良い雰囲気を拝見し、私も日頃の親子関係の積み重ねを大切に紡いでいきたいと改めて思いました。
この度は、貴重な機会をありがとうございました。
またぜひ、りのちゃんには、人間関係のお悩み相談に乗ってもらえたら嬉しいなと思いました。
22日までアーカイブ試聴できますので、
もし今からでもお話聞いてみたい!
という方がいたら
公式LINEよりご連絡ください。
(下記URLからお友達追加→メッセージでお願いします)
参加費と同じ200円で
アーカイブご試聴いただけます。
そして、
開催後さや香さんとのやり取りの中で、
「やっぱり私も本人も意識せずとも
これらの絵本に描かれたメッセージが
心に浸透していたのかな、
と感じました^_^」
という一言があったんですね。
(さや香さんは、EQ絵本講師をされています)
これは私も
きっと絵本の影響があるのだろうな・・・
と感じていたことでした。
お話会の中で時間があったら
絵本の紹介をしてもらう予定
だったのですが、
その時間が作れなかったので、
参加者の方に絵本の紹介を・・
ということになっていましたが、
せっかくですので、4冊
ブログでご紹介させてもらいます。
お友達との関係に向き合う時に
きっと力になってくれると思う本です。
(お友達と仲良くできたらいいということでもなくって、
自分と仲良くするというテーマもあります)
「けんかのきもち」
柴田愛子・文
「ええところ」
くすのきしげのり・作
「ひとりでぼっち」
くすのきしげのり・作
「わたしとなかよし」
ナンシー・カールソン・作
ぜひ参考にしてみてください。
親子のための育知コミュ
奥山リエ子