他の子はできるのに・・・

「うちの子は他の子と違って・・・」
「他の子はできるのに・・・」
なかなか子どもに伝わらなくって、
比べてもしょうがない、比べないほうがいい
とわかっていても、気になってしまうことってありませんか。
特に幼児期は何か発達に問題があるのかもしれない。
と心配している方も多いと感じています。
そういった悩みに対してのお話です。
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「周りの子がしていないから、自分の子もしないべきだ」
「周りの子がしているから、自分の子もするべきだ」
という「前提」をやめたほうがいいです。
見える、聞こえる、〇〇できるという
「前提」を勝手につくってしまっているけど、
何が正しいくて何が正しくないとかは一切ないんです。
ヘレンケラーを育てたサリバン先生を思い出すといいです。
見えない、聞こえない、話せない・・というところから、
相当な苦労をして、一人前どころか誰もが偉大な人だと
認めるまでに育てあげた人です。
これくらいの覚悟で向き合えたら、大抵の問題は何とかなります。
簡単に変わるという前提もやめたほうがいいんです。
〜第1回育知力UPのお茶会より〜
サリバン先生はちょっと自分とはかけ離れすぎている!と
思われた方もいるかもしれませんが、
子育てをする、一人の人間の命を預かるということは、
そのくらいのミッションなんだよな、と私は
自分の子育てに対する意識の甘さを反省しました。
そして、ヘレンケラーのことですが、
それだけ苦労して育てられたからこそ、
普通はハンディキャップとなるようなことが、
人類の財産とも呼べるようなものになったこと。
ヘレンケラーが最初から見えて・聞こえて・話せたら、
こんなに人に勇気や影響力を与えることになはっていないですもんね。
プラスとマイナスは表裏の関係にあるといいます。
大きなマイナスだと思うことほど、大きなプラスにできる。
だから子育ても、子どもにとってマイナスだと思えるような資質も
育て方で必ずプラスの芽を出す、そして人に貢献できる資質になる!
ということを信じて、希望にしていきたいと思いました(^^)
奥山リエ子