吉岡たすく「子どもはすばらしい」

幸田先生がそもそも教育に興味を持ったきっかけは、
小学校の頃「テレビ寺子屋」に当時レギュラー出演されていた
「吉岡たすく」さんだそうです。

調べてみたら、
<吉岡たすく思い出の名講義 子どもはすばらしい>
という講義の記事に出会いました。

ぜひ読んでみてくださいね。

 

私はこれを読んで涙が止まらなくなりました。

>この時私は、誰でも場を与えられれば
必ず力を発揮するのだと言うことを教えられました。

と最後に書かれています。
本当にそうだなと思ったんです。

というのも、私にもヒロコのような経験があったから。

 

小学校の時、私もクラスの中でかなり大人しい方で、
自己主張・自己表現できずにいたし、
ましてや人前で目立つことなんてありませんでした。

そういうセルフイメージだったはずなのに、
なぜか小5?6?くらいのときに、
年に1回の新入生歓迎会かなにか、
全校朝会みたいなので、ゲームの担当になりました。
なんと壇上に上がって全校生徒の前でゲームを仕切るということに。

なんでこう決まったのかは全然覚えていません。
(イヤイヤやった記憶もないので、
気の迷いから立候補したのかもしれません・・・)

これも記事と同じく3人で担当で、
他の2人もすごく大人しくって、
人前に出るようなタイプではない。

そんな中自分たちでこのゲームにしようと考えて決めて、
当日は全校生徒の前でやり方を説明して、
実際に壇上で見本を見せて(踊った気がします・・・)
他の二人がそこまで積極的じゃなかったので
私が中心になってやったんです。

 

終わった後先生から、

やればできるのね
あなたのそういうところ知らなかった!

・・・みたいなことを言われた気がします。

その時の感情はほとんど覚えていないけど、
自分でも正直びっくりしたんだと思います。
あ、こういうこともできるんだなあと。

色々と至らない点もあったけど
その役目を果たせたことに対しては肯定できていたし、
私結構人前でも大丈夫かもというある種の自信がつきました。

 

この、かなりセルフイメージが低い時期に
こういう体験をできたことは、
実は本当にありがたいことだったんだと
この記事を読んで思えてきて、とても感動したんです。

私自身のその力はまた20年以上ずっと
使われることはなかったけど、
数年前から仕事で人前で話す機会が増えてきています。
(全校生徒というほどの人数ではないですが・・・)

大人になって大勢の人の前で話すこと自体には
恐怖を感じなかったのは、
この体験があったからかもしれません。

 

そして、本当に人にはたくさんの可能性が眠っていて、
発揮する場を与えてもらえるかどうかが
大事だということも思ったし、

自分はもちろん、人の可能性を決めつけないこと、
信じることの大切さを教えてもらった体験だったのだと
今理解することができました。

 

子どもは素晴らしい(^^)

でも、大人にも当てはまること。

子どもも、親も、どんどん可能性を信じて発揮して
のびのびといきたいですね!

 

奥山リエ子

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