大丈夫?親子間モラルハラスメント(1)

一昨日、友人が主催した
‘モラルハラスメントの構造’
の勉強会に参加してきました。

 

「〇〇ハラスメント」って
よく聞きますよね。

どういう意味かと言うと、

支配的な言葉や態度で人格否定や蔑み、
尊厳を傷つけたり、空気を悪くさせる
精神的な追い詰めをすること。

だそうです。

 

モラハラの種類には、
配偶者間暴力(DV)
職場などでのパワーハラスメント
があるそうですが、

お話を聞いていて、

これって、親子間でよくあるやつ!!

という思いがふつふつと湧いてきました。

 

そして、勉強会後・・・・

「子どもが小さい頃、
私これをかなりやっていました。」

「父子家庭で、子どもの頃自分が父から
されていたと思う。」

・・・というご感想が。

 

ここでは、聞いたお話の一部を
かいつまんでしかお伝えできませんが、
子育てでちょっと振り返ってみるといいかも
と思ったことを書こうと思います。

 

モラハラの特徴として、

◎する側もされる側も
自覚していないことが多い

◎「〜のつもりだった」という
コミュニケーションの不成立
認識の違い

ということがあるそうです。

 

例えば、

親は子に対しての「躾のつもり」

夫婦関係であれば、「愛情のつもり」

など、心の中で「あなたのために」
とすり替えられています。

そして、

「あなたのために」が、入っている
メッセージを受け取ると、
子ども側は、「自分が悪いんだ、、、」
と思うようになります。

 

それが続くことで、

子どもの混乱を招き、判断力の低下、
あきらめ、無力化、自己否定感・・・

と、親に支配・操作される構造になる
ということなんです。

 

無自覚なことは
一つ大きな問題だと思うのです。

 

「子どものために」

という大義名分で、自分を正当化し
子どもを傷つけてはいないかな?

ちゃんと気持ちを受け止めて
あげているかな?

と、一度立ち止まって振り返ってみると
いいと思います。

 

もしモラハラしていたとしても
気づけたら変えられます。

モラハラは「繰り返す」ことが特徴なので、
予防にもなります。

 

 

来週もこの続きを書こうと思います(^^)

 

奥山リエ子

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