子どもとのコミュニケーション

前回、「真に受けない」と「さじ加減」

について、ご紹介しました。

実は、先生のアドバイスはもちろんなのですが、

この相談があった時に参加されていた
小学校高学年の女の子のママの言葉が
私の心に残っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

小学校高学年ともなると、
学校での人間関係で嫌な思いをすることも
増えてきます。

それを毎回のように
娘の口から聞くのが嫌になってきて、

話を聞いてあげるのではなく
「そんなこと気にしなければいいじゃない」
などと言ってしまっていました。

でも、自分も「真に受けない」ことが
大事だと思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

というような内容でした。

 

誰だって、大切な自分の子どもが
嫌な思いをしているなんて、嫌ですよね。

聞いている自分の心が痛む。

だからその痛みを避けるために
そんなふうに言ってしまうのだと思います。

 

でもそう言われた子どもの気持ちは?

と考えると、

「自分の気持ちをわかってくれない」

と悲しくなるかもしれません。

 

自分自身が、子どもの話をちゃんと聞きながらも

「真に受けない」

ことは、子どものためにも良さそうですね。

 

子どもが本当に悩んでいることに対しては、
しっかりじっくり向き合ってあげることは
必要だと思います。

 

でも、自分のことでの感情だって抱えているのに、
子どもの言うこと全てに感情移入していたら
いっぱいいっぱいになってしまうかもしれないし、

子どもの話した少し嫌だなということを
ママが掴んでしまうと、

本来はすっと流せるようなことが、
子どもの中で問題が大きくなってしまう
(わざわざ悩むことになる)
ということもあるようです。

 

なので、

ぜひ子どもとのコミュニケーションでも、

「真に受けない」

について意識してみてはいかがでしょう(^^)

 

奥山リエ子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です