子どもに教えてあげたい処世術

今日は前回の続きで、
小学校高学年のお子さんをもつママのご相談と
それに対してのアドバイスをご紹介しますね。
前回の内容はこちら
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最初は仲が良かったお友達から、目があうたびに
「死ね」「消えろ」と言われ、
学校に行けなくなってしまいました。
「死にたい」とも言い出しています。
正義感が強くって、
正しいことは周りに流されずにちゃんと言える子。
でも、時と場合によっては
よく思われないこともあり、
そのことで嫌な思いをしているようです。
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二つ目の幸田先生からのアドバイスは・・・
息子さんには
「真に受けない」と「さじ加減」
を教えてあげるといいです。
これは処世術ともいいます。
(※【処世術】生きてゆく術策。世渡りの術。)
こういうことは教えないとなかなかわからないもの。
自分で気づいて身につけるのは難しいと思います。
「友達の言葉を真に受けない」
この、真に受けない・・・は技術です。
コミュニケーション能力が高い人って、
流すところはうまく聞き流しているんです。
これから先、生きていく中で嫌な奴は
いくらでもいるので、
今そのトレーニングをさせてもらえている
と思った方がいいです。
無視するんじゃなくって、ちゃんと聞くけれど、
「また始まったな・・・」というように。
真に受けないで流す技術を
今のうちから身につけていくといいです。
難しいけれど、だから無理だって
決めないでください。
子どもの能力・才能は
こちらがはからないほうがいいです。
無限の可能性があるのですから。
子どもとコミュニケーションをとりながら
モチベーションをかけていきましょう。
難しいからこそ、できるようになったらすごい!
今後生きる力になる!
そして自分ができれば、
今後困っている友達の力にもなれる!
というように。
「さじ加減」
「正しいことは周りに流されずにちゃんと言える」
という息子さんの感性・個性は素晴らしいので、
守った方がいいです。
ないものにしないで、伸ばしていきましょう。
そのためにも、性格を柔軟にするイメージで。
時と場合によって
やるところとやらないところがあることなど、
生きやすくするために教えてあげて、
大人にしてあげましょう。
これらは本当に教えないと
なかなかわからないこと。
勝手に学んでいくと思わずに、
子どもが生きやすくなるために、
それぞれの理解力に合わせて
教えてあげてください。
〜第3回育知力UPのお茶会より〜
育知コミュは、
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