子どもの体験を信じること

《親子のための育知コミュ》

管理者の奥山リエ子です(^^)

 

少し前に、娘が通っている幼稚園の

前園長先生のお話を聞く機会がありました。

 

長女が年中の時まで、この先生を囲んで

保護者でお話する会が毎月あり

よく参加していたので、

三年ぶりくらいにその先生の世界に

触れることになりました。

 

私が先生ってすごいな!と思うのは、

今この子は何に興味があるのか?とか

どう感じているのかな?

と、よく観察されていて、

子どもたちひとりひとりの世界を

とても大事にしていること。

 

だから絶対子ども同士を比べて

どうこうという話はしない。

 

嬉しい楽しいという感情だけじゃなくって、

悲しい、寂しい、悔しい、怒り、、、

という、心地よくない感情を体験することも

とても大事にしていること。

 

親だったら子どもの辛そうな姿を

見たくなかったりして、

何か関与したくなるようなことも、

すごく客観的に、かつ暖かく、

成長の過程として見守ってくれている

のがわかります。

 

これは、子どもの発達を専門的に学んでいる

プロだからということもあり、

とても安心感を与えてくれます。

 

しかも園の先生に徹底されていた、

絶対に急かさないのがすごいなあと。

「早くしなさ〜い!」

みたいなことが全然ないんです。

 

 

さて、保育のプロだから、

客観的にみれて安心感がある

というようなことを書きましたが、

保育のプロじゃなくても、

客観的に安心感を持って子育てできる

秘訣があると思っています。

 

それは、

「子どもの体験を信じること」

 

これは、うちの長女が、

お腹で大きくならなかったり、

通常の半分くらいの大きさで生まれてきたのに

母乳を飲む量が少ない、

粉ミルクは絶対飲まないで、

体重が増えなくってとっても心配していた時、

育知コミュのスーパーバイザーの

幸田先生から教わったことです。

 

どういうことかというと・・・

 

人生って、いろんな体験をする。

でもそれって親であろうとも

他人には絶対にコントロールできない。

でも、その人にとって必要のないことは

起こってこない。

必ず体験の意味があって、

それは自分の人生の価値を高めるためのこと。

だから、子どもの成長のために必要なこと、

広い視野で見た時にはいいことしか

起こってこない、体験できない。

 

・・・ということを信じること。

 

それとともに、

「どうしてそれが心配なのか?」

という視点からも、

自分の内面を掘り下げていき、

娘は大丈夫だと思えるようになりました。

 

実際大丈夫で、とっても元気です(^^)

「子どもの体験を信じること」

は、心配性の私の子育てでは

一番根幹をなすものになっていると思います。

 

親の安心感・信頼感が子どもに伝わることで、

子どもが自由に自分らしくイキイキと

過ごせたらいいなあと思っています。

 

今日はここまでです。

 

 

最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

 

育知コミュ管理者
奥山リエ子

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