子どもを鏡としてみると自己肯定感が上がる!?

こんにちは。
《親子のための育知コミュ》
管理者の奥山リエ子です(^^)
9/16の記事
で、お子さんの自己肯定感を育てるためには
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育知力を磨く3つの重要なテーマ
1)子どもは大切な預かりものである
2)子どもの無限なる可能性を信じる
3)子どもを鏡(自分自身)だと思って観る
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が大事なポイントですよ〜!
という先生の相談会でのお話を書きました。
今日はそれぞれについて、詳しく
自己肯定感との関連をご紹介します。
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1)子どもは大切な預かりものである
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これは、子どもが大切に扱われることで、
「自分は大切な存在なんだ」
「自分は価値ある存在なんだ」
と思えるようになるから。
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2)子どもの無限なる可能性を信じる
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これは、子どもを「信じること」で、
親子間の信頼関係が強まるとともに、
子ども自身が自分のことを信じられる
ようになるから。
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3)子どもを鏡(自分自身)だと思って観る
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これが、ちょっと難しいかもしれません。
これは、子どもに働きかけるのではなく、
自分自身に対してのことです。
例えば、
「この子は自己肯定感低いのでは?」
「このままだと自己肯定感が低くなるのでは?」
そう気になることがあるかもしれません。
これは、自分の自己肯定感が低いことを
子どもが鏡として映してくれている
ことが多いです。
つまり、子どもが実際にそうか
そうじゃないかということとは別の問題で、
自分が子どもの言動を見聞きした時に、
自分の中にあるもの(=否定しているもの)
に反応して、「自己肯定感が低い」と
受け取るということです。
具体的な例でいうと、ママが、
「自分の意見なんて価値がないから、
誰も聞いてくれない。
だから自分の意見を言えない。」
と思っていて、
意見を言えない自分が嫌だったとします。
自己肯定感が低い状態ですよね。
(自己否定感が強いとも言います)
すると、小さい我が子が
お友達と遊んでいるときに、
自分の思っていることを言えていないのを
見ると、
「自己肯定感が低いんじゃないか?」
と途端に気になったりします。
その子は、
まだ思ったことを言葉でうまく表現できない
だけかもしれないし、
言いたくないのかもしれません。
実際はどうであれ、
ママが自分の中に反応するもと(価値観)を
持っているから、
そこに反応するということです。
この例だと、反応するもとはママの
「自分の意見は言わなくてはならない」
という思い込みであり、
自分に対しても、子どもに対しても、
意見をはっきり言えないことを
【否定】しています。
これを、
「意見を言えないことは悪いことじゃない」
「意見は言えたほうがいいけど、言わなくてもいい」
というふうに、自然と、すっと思える
【肯定】ができると、
次に子どもが自分の意見を言えない状況を
見ても、変に反応はしなくなるんです。
(思い込ませるとか、言い聞かせる
ということとは違うので注意が必要です)
とても簡単に書きましたが、
このケースだと、大元にある
「自分の意見なんて価値がないから、
誰も聞いてくれない。」
という思い・感情も、
「どうしてそう思っているのかな?」
「どうしてそんなに自分を否定するのかな?」
と、原因をつきとめ、
肯定していく必要があります。
子どもの自己肯定感を高めたかったら、
まずは自分の自己肯定感です。
子どもを育てるのは自分。
一番深く関わるのも自分。
自分の自己肯定のエネルギーが
子どもに伝わります。
言葉、態度に現れます。
自分が肯定感が弱いな・・・と感じる方は、
まずは、ご自分が否定している自分を
見つけ出してみてください(^^)
そして、本当に嫌じゃなくなるまで、
肯定できるまで向き合ってみることが
オススメです。
具体的にどう向き合っていくのか?
というくわしい方法は
「感情科学」のほうでお伝えしています。
心配だけじゃなくって、
怒りなどの他の感情も、
自分が否定しているものを教えてくれます。
体験会や講座などやっていますので
ご興味がある方はお問い合わせくださいね。
奥山も、自分を責める傾向が
まだ残っているので、
子どもを責めたくなる時があり、
コツコツ向き合い中です(^^)
奥山リエ子