子は親の鏡その3

今日も、引き続き
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(3)子どもを鏡(自分自身)だと思って観る
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について、ちょっと詳しく書いてみます。
今まで、
という考え方をご紹介してきました。
今日はもうひとつ
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◆自分の理想を教えてくれる◆
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という視点から書いてみます。
その前に、質問です(^^)
「人はなぜ悩むのでしょうか?」
(ヒント)
「〇〇があるから・・・」という答え方です。
〇〇がなければ、悩むことはありません。
答えは・・・
「理想があるから」
でした。
いかがでしたか?
ここ、すご〜く大事なポイントです。
子どもに対して、イライラしたり、
気がかりなことがあって心配になったり、
何か気持ちが揺れるような時。
これは、子どものせいではなくって、
〜自分の「理想」のせい〜
なんですね。
「理想」があるから、
その通りになっていないときに
そのギャップで人は悩むんです。
つまり
無意識のうちに、子どもを自分の理想に
照らし合わせて、いいとか悪いとか、
好きとか嫌いとか判断している、ということ。
いい・悪いも、好き・嫌いも、
絶対的な基準があるわけではなくて、
受けとり方は人それぞれです。
ということは、子どもは、
自分の「理想」を教えてくれるための、
「心の鏡」として存在している
というふうに考えられませんか?
これが、
「子どもを鏡(自分自身)だと思って観る」
の、ひとつの意味なんです。
だから、子どもだけじゃなくって、
○自分自身に対しての「理想」で、
嫉妬や自己嫌悪を感じて悩んだりします。
○起こっている出来事に対しても
自分の「理想」で判断して悩みます。
じゃあ、理想をもたなければいいのかな?
と思われた方もいるかもしれません。
確かに悩まなくなると言うことでは
そうかもしれません。
でも、子どもがどうなってもいい・・・
というようには思えないですよね。
また、「子どもの自由」を
尊重している方も多いと思うのですが、
「自由」自体が理想ですし、
「自由とデタラメとは違う」
というのが育知コミュの考え方です。
「こういう子どもになってほしい」
「こういう自分になりたい」
そういった理想はとても大事だと思います。
じゃあ悩みからはずっと解放されないの?
というとそうではなく、
「悩み」は「理想の持ち方」を学び、
より毎日幸せに満たされて生きるために
起こっていると考えています。
なので、ぜひ、何かあった時は
自分の「理想」を振り返ってみてください。
無意識にしていた「理想」の設定を、
丁寧に見直してみると、
「ちょっと無理があったな」
と感じられることも多いのではないかと
思います。
このように子どもを鏡(自分自身)として
観れるようになってくると、
子どもには全く問題がなくって、
自分自身について教えてくれる
自分を幸せにしてくれる
とっても尊い存在だと
深く思えるようになってきます。
そうすると、感情をぶつけたりなんて
できなくなります。
なのでぜひ、
「子どもを鏡(自分自身)だと思って観る」
を実践してみてください。
そして、どんなことに気づかれたか教えてくださいね!
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子どもに限らず、
他人や出来事を心の鏡として観ていくことは
奥山の専門分野なので、
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感情のコントロールについて
お伝えすると同時に、
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