決めつけないで

お子さんを見ていて、
これが向いている、
これは向いていない、
って思うこと、ありますか?
子どもが大きくなるにつて、
向き不向きって目につくように
なるのではないかと思います。
火曜日に開催したお茶会で、
ミニ講座でたくさんお話しして
いただいたのですが、
個人的にその中で
心に残ったことがこのことでした。
娘さんが、小学校2年生から
学校に行けなくなってしまった頃、
学校以外の居場所をということで
試行錯誤していたそうです。
娘さん本人が選んだのが・・・
親から見ると、
それはないでしょう!
むいているものと真逆にあるよ!
というものだったそうです。
体験に行っても、
打ち解けられないのはもちろん、
何度行っても泣いている。
それでも、
やりたいと言ったのだそうです。
本人の中に、きっと
自分でも説明できないような、
それでもこれだ!と惹かれるなにかが
あったのでしょうね。
それが多言語活動だったそうですが、
結果、5年生の時に一人で
台湾へ短期ホームステイに行き、
それ以降、ガラッと変わり、
クラスの人気者!になったそうなんです。
今までの自分ではありえない場だけど、
でも自分の感覚を信じてやることができた
娘さんにも感動したし、
それをやらせてあげられたご両親にも
感動しました。
そして、毎回そうなのですが、
こんな素敵な話が聞けて、感動できて、
育知コミュをやっていたよかった〜って
思いました。
自分一人では体験できないことも、
こうしてお話ししてくれることで
今後何かあった時に
役に立てることができたり、
育児が変わるきっかけになったりも
しますよね。
また、このお話をお聞きして私は、
「子どもを決めつけない」
ということが、
本当に大事なんだと学びました。
そして、
<育知力を磨く3つの重要なテーマ>
の二つ目を思い出しました。
HPにまとめて載っていますが、
シェアしますね。
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(2)子どもの無限なる可能性を信じる
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生まれた時、自分の子どもに
どれだけ能力があるかなんて、
誰にも絶対にわからないですよね。
だから、100%あるという前提なんです。
もっといえば天才だという前提。
でも、何年か子どもを育ててきて、
いや~うちの子は天才には
ならないだろうな・・・
と感じている方って多いと思うんです。
世界規模のリサーチがあるのですが、
天才を育てたお母さんのほとんどが、
まさかそんな才能を持っているなんて
知らなかったそうです。
だから、
「知らない・わからないのだから、
決めないで!」
・・・と言いたいのです。
天才性は、誰でも必ずあります。
ただ、天才というと、IQが高いとか、
ノーベル賞というイメージが
あるかもしれませんが、
そういう天才ではないけれど、
世界的な発明や各分野で
ものすごく貢献した
才能はたくさんあるんです。
だから、天才といっても自分が知っている
概念(範囲)だけではないので、
自分の知っているカテゴリーに
入っていないから天才じゃない、
というように決めつけない方がいいのです。
今日からはぜひ「何かある前提」で
子どもを見てください。
そして、「普通」や「みんな」という
漠然とした比較で
子どもの行動に×(バツ)をつけるのも
やめましょう。
むしろ「この子はおかしいのでは?」
と思えるぐらいの方が
天才性を発揮しやすいという
データもあるんです。
子どもの天才を宝探しのような感覚で
接してみると
子育てもワクワクが出て楽しくないですか?
「みんなある、何かある!」前提で
毎日少しでも無限の可能性を信じて
接してあげてください。
(ここまで)
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
今日も親子で素晴らしい1日を
お過ごしください。
育知コミュ管理者
奥山リエ子