
さ・さすが
子どもが何かやらかして怒る時、
第一声、なんて発していますか?
「こら~!」
「〇〇(名前)!!」
「いいかげんにして!」
という方、多いのではないでしょうか。
子どもを変えたければ、
まず親が変わる必要があります。
ここで、ムカついた時ほど、
第一声を変えてみましょう。
「さすが!」にです。
「すごい!」でもいいです。
子どもはびっくりするかもしれません。
あれ、怒られないで褒められている??
この瞬間、子どもも変わるのです。
もちろんこのあと、なんで「さすが!」
といったのかの意図は伝えることは必要です。
なかなか私をここまで怒らせることができる人は他にいないよ、さすが!
ママが嫌がることをこれほど続けられるなんて本当にすごい!
・・・とか。
ある意味、本当に感動できるレベルだったりしませんか・・・?
子どもは、大人と比べて自由度が高く、
柔軟性があります。
だからこそ、修正してほしいところは、
早いうちに改善させてあげましょう。
「さすが!」「すごい!」を
おまじないみたいなものだと思って、
とても効果があるので是非試してみてください。
し・しつけ
最近は、怒らない子育て、
子どもの自由を尊重するという主義もあり、
社会に出ても挨拶ができない、
食事のマナーがなっていない
という人が増えてきている現状が指摘されています。
「怒ると叱る(しつけ)は違う」というのは
よく聞かれることだと思います。
しつけとして、どんな時でもダメなことはダメと
ちゃんと伝える必要があります。
例えば、何度言ってもこの子はわからないんです。
というときには、その伝え方を変えないといけません。
そこで、親の伝え方の技術や知恵が磨かれていくのです。
す・素早く
何でも早くとりかかる。
スピードをもってやる。
テキパキやる。
これって、大人になってからもとても大事なことです。
そして、実は「ものごとの上達の極意」でもあるんです。
だから、自分がまず子どもにそれを見せること。
先送りしない、後回しにしない習慣を
自分から子どもに伝えていきましょう。
せ・成果
育知力は実践を重んじています。
実践とは、学んだ事を意識し続けることと、
やってみて成果があったかどうか確認することのふたつです。
その、学ぶ→実践→成果→実践→成果・・・
というプロセスがより良い子育てを作っていくのです。
そ・尊敬
うちの子に尊敬できるところなんてない!
・・・わけ絶対にありません。
かならず素晴らしい面を持っているので
是非探してあげてください。
素晴らしい面を探すには、
子どもに対する「好奇心」が大事です。
自分のお腹から出てきたということで、
「尊敬」とは違った感覚を持っている母親は多いようです。
でも、この「尊敬」は良い子育てをする上で
とっても大切なこと。
自分が本当に尊敬している人に、
そんな言い方や態度をとるかな?
と是非振り返ってみてください。
尊敬されて育った子は、周りの人も
尊敬できるようにになるのです。
〜第一回育知力UPのお茶会より 〜