【開催報告】親子で考える「平和」と「戦争」

こんにちは(^^)
《親子のための育知コミュ》
管理者の奥山リエ子です。
小学校低学年向け
育知コミュ夏休み特別企画
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親子で考える「平和」と「戦争」
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おかげさまで、無事
8月8日に開催しました(^^)
ちょうど6日の広島の原爆投下の日と、
9日の長崎への原爆投下の日の間。
ニュースを見ているお子さんたちは、
関心が少し高まっていたかなと思います。
当日は台風が近づく中、
強い雨風の中をご参加頂き
本当にありがとうございました。
とっても賑やかに開催いたしました(^^)
当日の会の様子やご感想を、
ファシリテーターをお願いした
シャープさんからいただいています!
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『平和』や『戦争』について話すのはあまり一般的でないかもしれません。私は、母として、ひとりの大人として、日頃から平和とは何かを問い続けています。子ども達に平和な未来を残したいという思いがあり、子ども達にはこの国で戦争があったことを伝えていきたいと思っています。
そして実際に、「ママ、せんそうって なんでおこるの?」という5歳の息子の質問に対して、子どもに戦争についてどうやって伝えていくかをあらためて考えさせられていました。
今回、リエ子さんからの提案で「親子で考える平和と戦争イベント」を開催することとなりました。『平和』のために『戦争』を知り、考えることが大事だと思っているので、今回の題名では『平和』という単語を先に持ってきました。
1時間という短い時間の中で、どうやってイベントを進めていったらいいか、何を伝えるのかを模索した結果、絵本の読み聞かせを取り入れました。戦争のことを伝える絵本は時に暗く、目を背けたくなるようなものもあります。そういう話も事実を伝える面では大事なのですが、今回は初の試みのイベントでもあるし、お子さんが「怖い」「気持ち悪い」という印象を持たないように、色彩が鮮やかで内容も重すぎないものを選びました。
1冊は文字がない「なぜあらそうの?」というカエルとネズミのお話。もう1冊は「平和ってどんなこと?」というものでお祭りの戦争や平和ってどんなことかを、日常生活に結びつけているものでした。「平和って〜」の絵本は小学2年生の女の子が「幼稚園の時に読んだことがある」と言っていました。
2冊の絵本を読んだ後に、子ども達、大人達にそれぞれどう感じたかをホワイトボードに書いてもらいました。
「せんそうはだめ」
「けんかしないで」
「たくさんはなしあってこうかんすれば せんそうはおきない」
「せかいをこわさないで」
「みんなとなかよくすれば せんそうは おこりにくい」
「みんなとなかよくすると いいことがおこる」
「なかまをつれてきて やりかえすと おおきくなって たいへんになる」
子ども達は自分なりに理解してよく考えてくれたと驚きました。男の子の参加が多く、絵本を読んでいる時、話し合いの時もふざけていたのですが、彼らは意識はこちらに向いていてそれなりに聞いていて、しっかり考えていたようです。子ども達にどうやって戦争のことを伝えるか?、このことは非常に難しいと思ったのですが、子ども達の関心と理解度がとても高く関心しました。
子どもの質問は時にとても鋭く、また大人が驚くような内容のことを言い出すこともあります。平和や戦争ということに限らず、子どもが持つ関心を広め、疑問に答えていくためにも、親子で集まって話し合いをする場所は必要じゃないかと今回のイベントで感じました。自分には答えきれないものも、誰かと共有し、みんなで考えていく中で答えが生まれていくんじゃないかと思うのです。そして、話し合う中で社会に対する理解や興味が生まれ、それが、平和をつくっていくことなんじゃないかと思いました。
私は学問として平和学を学んでいるのですが、今回のイベントを通して、とても大切なことを学んだように思います。このような機会を与えてくださったリエ子さんに感謝しています。また、このような集まりが再度開催されることを願っています。
シャープ 茜
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今回は告知のタイミングが遅く、
興味はあるけどすでに夏休みの予定が
入っていて行けない・・・!
という方も多かったので、
ぜひまたこのような機会を設けたいと考えています(^^)
次回は参加したい!という方がいらしたら、
ぜひご連絡くださいね。
では、引き続き素敵な夏休みを!
奥山リエ子